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イギリスでチャールズ国王の戴冠式が行われる一方、植民地支配という負の遺産について反省を求める動きが世界的に強まっています。

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今月6日の戴冠式に先立ち、旧英植民地を中心とする英連邦(コモンウェルス)のうち12カ国の先住民指導者らが、チャールズ国王に対して、イギリスがかつて行った植民地支配や先住民への大量虐殺(ジェノサイド)をめぐり、謝罪と償いを求める共同声明を発表しました。

英連邦には昨年9月時点で56カ国が加盟していますが、この度の共同声明を発表したのは以下の12カ国です。

アンティグア・バーブーダ、ニュージーランド、オーストラリア、バハマ、ベリーズ、カナダ、グレナダ、ジャマイカ、パプアニューギニア、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン。

書簡は、「先住民や奴隷にされた人々に対する恐ろしい影響や、大量虐殺および植民地支配の遺産を認め」、「正式な謝罪と、償いのための正義のプロセスを開始する」よう要請。賠償をめぐる話し合いに加え、王室が植民地支配を通して得た富を、略奪された人々に再配分する約束などを求めています。

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