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アメリカ国防総省はこのほど、7月以降の6カ月だけで軍から数百件ものUFOに関する報告を受け取ったと発表しました。

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今年7月に国防総省は、UFO事象の対応のために「全領域異常解決局(AARO)」を設立。AAROは、「宇宙、空、陸、海、海底に存在し、特定できないもので、米軍の施設や作戦に脅威を与える可能性のあるもの」と定義づけしたUFO現象を、UAP(未確認異常現象)と呼び、情報の集約や調査を行っています。

今月16日に行われた記者会見で、AAROの所長を務めるショーン・カークパトリック氏は、「2022年7月の開設以来、AAROはアメリカ軍から数百件ものUAPに関する報告を受け取っています」と語りました。一方で、報告のどれもが宇宙人の活動を明確に示唆するものではないとの見解も示してしています。

また、同氏によると、AAROはUAPを目撃したと誤認しやすい一般的な情報源の除外に取り組んでいると述べ、2022年の調査に関する報告書がまもなく公開されることを明らかにしました。

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