《ニュース》

岩手県はこのほど、大船渡、陸前高田両市にまたがる風力発電事業に対し、計画の再検討を促す知事意見を送付しました。

《詳細》

計画は、両市にまたがる山間部に最大183メートルの風車を20基規模で建てるもの。

事業者の計画段階環境配慮書(環境アセスメントの第一段階)に対して県は、「国天然記念物で絶滅危惧種のイヌワシの行動圏と事業区域が重なっている」「陸前高田市のあらゆる箇所から目に入る氷上山の尾根沿いに風力発電機を設置する計画で、景観への影響が懸念される」などと指摘し、計画の再検討ができない場合は、事業の取りやめも含めた抜本的な見直しをするよう求めました。河北新報が報じています。

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