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日本政府が米巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討し、米政府に打診していると、28日付読売新聞が報じました。

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読売新聞によれば、アメリカ側は売却に前向きな姿勢を示しており、すでに交渉は最終段階に入っているといいます。ミサイル基地への攻撃を含む「反撃能力」の保有を検討する日本政府は、国産ミサイルの長射程化などを推進しているものの、実戦配備は2026年度以降であり、トマホークを導入すれば早期に抑止力が強化できると考えています。

トマホークの射程は1250キロ超であり、日本が保有すれば中国大陸まで届きます。日本政府は2013年の防衛計画の大綱を改定する際、当時のオバマ政権にトマホークの購入を打診したことがありますが、難色を示されていました。

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