今夏に予定されている参院選の千葉県選挙区に、幸福実現党は七海(ななみ)ひろこ氏を擁立する。七海氏は13日、千葉県庁で記者会見を開き、立候補を表明。これまでの活動や、主な政策について語った。

七海氏は1984年、東京都生まれ。慶應義塾女子高、慶應義塾大学法学部を卒業後、NTTデータに入社。2009年、幸福の科学に入局。国際局長や理事などを歴任し、15年より幸福実現党財務局長を務める。

七海氏は冒頭、私事であるがと前置きして、出馬を決めた時期は妊娠しており、迷いがあったが、幸福実現党の創立者・党総裁である大川隆法・幸福の科学総裁が法話で少子化の原因として、「国として存続できるような国に国体を変えていかないと、人口を増やすのは難しいかもしれない」旨の指摘があったとして、国家存続の危機である今、まだ未来は変えられる、変えたいと思ったことを語った。

そして、生まれてくる子供のためにも、日本を護りたい、この国に武士道精神を根付かせ、「精神的主柱」を立て、正義と繁栄を実現するために活動したいと、出馬を決意したと説明した。

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七海氏が参院選で主に訴える政策は、以下の4点。

(1) 【外交・安全保障】「自分の国は自分で守る」当たり前の国へ

宗教政党がなぜ国防を言うかという意見もあるかと思うが、千葉の誕生寺に祀られる日蓮聖人は国防の危機を訴えた。国の危機に、国を守れと訴えるのは、宗教家の務め。日本の国力相当の防衛力や核装備の検討も含めて防衛力を強化したい。

自虐史観教育は終わりにし、自国のみならず、台湾やアジア、世界の平和に責任を持てる日本にしていきたい。

(2)【経済】バラマキやめて「勤勉革命」

日本の借金は1200兆円を超えて過去最大。健全経営こそ、国家繁栄の基礎。党の財務局長という立場で多くの経営者の声を聴いてきたが、税金がどれだけ資本主義の精神を奪っているか。また、働く世代の同世代からも、「これ以上税金が高くなるなら、収入が上がらないように働くのをセーブする」という声を聴く。

子供の世代にも、「天は自ら助くる者を助く」という自助論、与えられた環境のなかで努力に努力を次いで自らを鍛えていく真の喜びを伝えたい。

(3)【コロナ】 中国の責任追及こそ最大の感染症対策

新型コロナウィルスは、自然発生ではなく、中国が撒いた生物兵器。発信元の根を絶たないと、コロナは終わらない。ウクライナ問題で中国から目が離れているが、中国への責任追及こそがコロナを終わらせる。

最近も、マスクを着用するかどうか、政府から見解が出されたが、お上の許しを得て動くのは全体主義。国民の皆様に、感染症対策の名のもとに自由が奪われていることに気付いていただき、自由を守りたい。

(4)【エネルギー】脱炭素グレタ教にNO 日本の自由と繁栄を守る

千葉県も内房総などに工業地帯があり、エネルギーは死活問題。安定供給のために、再生エネルギー偏重の政策を見直していく。また、パリ協定での「2030年までにCO2の46%削減」という目標も全て撤回する。安全保障のためにも、原発の再稼働を進めていきたい。

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