2022年3月号記事

Interview

地域を発展させる「秘策」

千葉・神奈川

幸福実現党は昨年12月に、今夏に実施予定の参議院選挙の第一次公認候補予定者を発表した。
千葉で政治活動を行う同党財務局長と、神奈川県本部統括支部代表に、千葉と神奈川の未来ビジョンを聞いた。


千葉から実現する努力が公平に報われる社会を!

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幸福実現党
財務局長

七海 ひろこ

Profile
(ななみ・ひろこ) 1984年、東京都生まれ。慶應義塾女子高、慶應義塾大学法学部を卒業後、NTTデータに入社。2009年、幸福の科学に入局。国際局長や理事などを歴任し、15年より現職。著書に『心の力で豊かになろう ―不況を吹き飛ばす7つの繁栄ビジョン』(幸福の科学出版)などがある。

私は学生時代を松戸市で過ごし、房総半島の海遊びや初日の出を楽しみとして育ちました。千葉県は太平洋や利根川、江戸川に囲まれ、漁業や農業、酪農だけでなく、工業や観光まであらゆる魅力にあふれた豊かな地域。ここから首都圏、そして日本を強く豊かにする決意です。

主に訴えたいことは二つです。一つ目は、「台湾有事に備えた台湾との関係強化」です。中国の脅威が高まる中、国政の対応の遅さへの不安を多く伺います。幸福実現党としては現代の武士道を基に、「自分の国は自分で守る」という精神を取り戻したいです。台湾有事は日本の存亡に直結します。我が党では地方議員の日台友好議員連盟を結成。日台関係法の制定を求める署名を多数託して頂きました。千葉県と神奈川県では党員の皆様が率先してくださり、皆様のお声を国政に反映したいと考えております。

自由な経済活動を止める政治はもうごめん

二つ目は「経済の復活」です。行き当たりばったりのコロナ対策により、国民の自由は奪われ、給付金などのバラマキが横行しています。不公平感も強まり、勤勉に働く喜びや自助努力の精神が失われたと感じます。

本来は、努力した人が報われ、失敗しても別のチャンスが開かれる社会が望ましいはずです。自粛を強いるのではなく、お一人お一人の知恵と工夫によって、コロナ禍を乗り越えたいと思います。

勤勉の精神を基本とし、政治家の権力欲の拡大をくい止め、ムダを排した「小さな政府」を目指すことが、日本経済を復活させる鍵だと信じます。

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幸福実現党の政策を説明する七海氏。


武士道精神を発揮して
神奈川から発展の未来を伝えたい

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幸福実現党
神奈川県本部統括支部代表

壹岐 愛子

Profile
(いき・あいこ)1985年生まれ、神奈川県川崎市出身。横浜市鶴見区在住。多摩大学経営情報学部経営情報学科卒業後、リコージャパンに入社。2013年、HS政経塾入塾(4期生)。党政務調査会エネルギー部会長。神奈川県で積極的に署名活動や要望書活動などを行う。

幸福実現党神奈川県本部は2021年の下半期に「『日台関係基本法』制定に関する意見書の提出を求める署名」を集め、8124筆を県議会に提出しました。

1月13日には、橋本修一寒川町議と共に、台北駐日経済文化代表処横浜分処(領事館に相当)を表敬訪問し、張淑玲処長と意見交換を行いました。署名活動などについてお伝えし、とても喜んでいただきました。

中国の脅威を伝えるために、昨年12月、日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長をお招きし、人権シンポジウム「ウイグル ジェノサイドの実態」を開催しました。日本がウイグルに何の助け舟も出せていない現状が情けなく、神奈川から国論を変えねばと決意しました。

大好きな富士山にパワーをもらう

川崎市出身の私にとって、富士山は身近な存在です。20代までに3回富士登山を達成するほど、富士山が大好きです。この年末年始は箱根精舎(*)の回峰行に参加。駒ケ岳から富士山や強羅を望み、パワーをいただきました。

幸福実現党の支持母体である幸福の科学では、3万年前に富士山近辺に降り立ち文明を伝えた天御祖神の存在や、強羅が大切な地であることを教えています。天御祖神はこの大和の国をつくられた、武士道の源流です。この事実を神奈川や全国の多くの方に知っていただきたいです。

今後もアジアの平和について発信し、「自由・民主・信仰」に基づく、発展した神奈川の未来を目指して活動を続けてまいります。

(*)幸福の科学の参拝・研修施設。

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〈左〉2022年元旦、駒ヶ岳から富士山を望む。
〈右〉1月13日、台北駐日経済文化代表処横浜分処を表敬訪問。