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北欧フィンランドのトゥップライネン欧州問題相は15日、同国が北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請する「可能性は高い」と明言しました。

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イギリスのスカイニュース・テレビに出演したトゥップライネン氏は、ロシアによるウクライナへの軍事作戦は「われわれ全てに対する警鐘だ」と強調。ロシアによる核兵器を含めた軍備強化の警告に反発しました。

ロシアと約1300キロの国境を接するフィンランドでは、ロシアのウクライナへの軍事作戦後、長年続いた軍事非同盟主義に対する世論が一変し、NATO加盟への支持が急拡大しました。マリン首相は13日、加盟に意欲を表明し、「数週間以内」に申請の是非を決める方針を明らかにしています。今回のトゥップライネン氏の発言は、さらに踏み込んだものと見られています。

また隣国のスウェーデンもNATO加盟に前向きで、アンデション首相も十分な検討が必要だとしたうえで、早急に判断する意向も示しています。

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