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マイク・ポンペオ前米国務長官が3日、訪問先の台湾・台北で蔡英文総統と会談し、「米台の自由を守る意思は揺るがない。蔡氏の任期中には誰も台湾の自由を破壊できないと確信している」と語りました。

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蔡氏は、「台湾とアメリカの深い友情を示すものだ」として訪問を歓迎。台米関係の数々の前進に寄与したとして、その貢献を称える勲章をポンペオ氏に授与しました。

ポンペオ氏は、ウクライナ情勢について触れ、「自由を当たり前のものと考えてはならない」「アメリカはこれからも全力で台湾に寄り添う」と述べました。ポンペオ氏は2~5日の期間、台湾に滞在し、世界的な半導体メーカー台湾積体電路製造(TSMC)の関係者とも会談。同氏の訪台はバイデン政権の意向とは無関係とされています。

台湾では3日、ほぼ全土に及ぶ大規模な停電が発生。総統府によると、南部にある高尾市の火力発電所の人為ミスで不具合が生じたためだといい、ポンペオ氏と蔡氏の会談のライブ配信は中止になりました。

ポンペオ氏との会談の前日には、マレン元統合参謀本部議長を代表とする台湾訪問団が蔡氏と会談。台湾への支持を鮮明にするために、バイデン大統領の指示により、同代表団は派遣されました。マレン氏は、「アメリカは台湾との約束をしっかり守る」と強調しています。

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