《ニュース》

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は23日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が10代のユーザーに対して摂食障害を助長させるような動画を大量に送信していると報じました。

《詳細》

WSJは過去1年間にわたって、ティックトックで100個余りのアカウント(ボット)を開設。そのうち13歳として登録した約10個のアカウントに、数週間のうちに体重の減量に関する動画が何万本も送られてきました。

動画の中には、1日のカロリー摂取量を300キロカロリー未満に抑える方法や、数日間水だけ摂取し、過食した後に下剤を飲んだりすることを勧めるもの、極端に痩せて骨が浮き出た少女を「コープスブライド(死体の花嫁)」として映している動画などがあったといいます。

新型コロナウィルスの感染が拡大した2020年以降、アメリカで若者の摂食障害が急増しています。WSJの取材に答えた医療専門家は、摂食障害にはうつや不安、強迫性障害などの問題が付随することが多く、子供が独りでインターネットに接する時間が増えるにつれて状況は悪化していると指摘。コロナの感染拡大に伴う巣ごもりで、ティックトックを見るようになり、摂食障害を訴えるケースも相次いでいます。

ティックトックは16日、特定のアカウントに同じテーマのコンテンツが大量に表示されないように推奨アルゴリズムを改良すると発表しました。しかし動画に付記されているハッシュタグの文字を変更するなどして、有害なコンテンツは監視の目をかいくぐっています。

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