2022年1月号記事

ムーミンは北欧神話オーディンの化身だった!


大川総裁の霊査で明かされた驚きの真実。その真相に迫った──。


オーディン神が現代に姿を現すための化身──。

大川隆法・幸福の科学総裁の霊査でこう語られたのは、童話の人気者、ムーミンである(*1)。

オーディンといえば今の日本人は、マーベル映画「マイティ・ソー」で知った人が多いだろう。

ネタ元となった北欧神話でも、オーディンは、並々ならぬ威厳ただよう、長いひげを生やした武神として描かれる。八本足の怪馬スレイプニルにまたがり、戦の勝敗を一瞬で決するという槍グングニルを持つ。知恵の泉ミミルの水を飲んだ代償として片目を失っている。そして日々、世界の終末に訪れる巨人族との戦いに備えて武事にいそしんでいる。

かたや童話に出てくるムーミン(正式にはムーミントロール)は、丸く飛び出た鼻に膨らんだお腹、そしてかわいいしっぽを持つ真っ白な生き物である。フィンランドの作者トーベ・ヤンソンに、登場人物たちのサイズを聞いた人がいたらしい。その答えは、「だいたい電話帳くらい」。

(*1)「レオナルド・ディカプリオの守護霊霊言」(『ジョージ・ルーカス守護霊&キャリー・フィッシャーの霊言』所収)。

ムーミンの「楽天性」が鍵

あまりにかけ離れたように見える両者。「化身」であるとは、いったいどういうことだろうか。

トーベが北欧神話を紐解きながらキャラクターを創造した様子はない。名前は、小さいころに親戚に「つまみ食いをするとムーミントロールに襲われるぞ」と脅かされたことから来ている。姿も、ある時にふとトイレの壁に落書きしたものなどが原型となっている。ではオーディンとのつながりはいったいどこにあるのか。


 

「ぼく、雪って、下からはえてくるんだと思ってたよ!」

初めて冬を見たムーミンが感激してつぶやく。(『ムーミン谷の冬』より)