2021年12月号記事

グレタ教は世界転落への道

もうすぐ始まる地球寒冷化


"CO2温暖化危機"という"信仰"に煽られ、世界が脱炭素に突っ込もうとしている。

しかしそれはことごとく裏目に出て、地球文明に想像を超える禍根を残すことになる。


大川隆法・幸福の科学総裁のもとに9月下旬、次のような〈御神示〉が降りた。

『グレタ教が世界を席巻しようとしているが、その先にあるものは、ナイアガラの滝のような転落がやってくる』ということ。膨れるところまで膨れるのはしょうがないだろう。ただ、馬鹿だったということが、もうすぐ分かるだろう

〈神示〉を降ろしたのは、天御祖神という霊存在。3万年前にアンドロメダ銀河から宇宙船団で地球に降臨し、日本において、精神的にも科学的にも高度な文明を建設した(*1)。地球の運命を圧倒的な立場から俯瞰する、宇宙からの警告である。

「グレタ教」とはお分かりの通り、地球温暖化対策を進めようという世界的な熱狂を意味する。環境活動家グレタ・トゥーンベリ氏の登場によって国際世論が沸騰。世界各国の首脳がドミノ倒しのように「脱炭素」に舵を切っている。10月末から11月上旬にかけて開催される国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP26)でも、各国が脱炭素に向けた国際公約を打ち出す。このムーブメントの加速、固定化を目指している。

(*1)本誌10月号の特集「日本文明三万年の歴史」に詳述。

脱炭素は「ナイアガラの滝」

賛同者・賛同国の多くは、こう考えているかもしれない。

「気候危機の悲劇を免れるには、"ある程度"の経済停滞はやむを得ない」

だが〈神示〉を見る限り、我々は被害想定のレベルを、根本的に変えた方がよさそうだ。世界を待つのは「下り坂」程度のものではない。垂直落下する「滝」である。それも一本川の滝ではなく、「ナイアガラの滝」である。世界には、「落差」においても「被害規模」においても、想像を超える崩落が迫っていることになる。

想像を超える崩落とは──。

(1) まず、日本政府が言うように「2030年度までにCO2を46%削減」を本気でやると、毎年20兆円ものお金が追加でかかる(*2)。これは税金、電気代、企業負担など、さまざまな形で国民にのしかかるが、なんと「消費税率10%分の引き上げ」に相当する負担なのである。政府はすでに5%から10%への消費増税で、日本を再びデフレの崖に突き落としている。この2倍の落下が待っていることになる。

(*2)政府は従来の26%削減目標から、20%分深掘りした。日本は現在、CO2を1%減らすのに1兆円費やしている(杉山大志氏算出)。

 

次ページからのポイント

太陽光発電で"山林が破壊"/札幌医科大学名誉教授 高田 純

CO2が砂漠化を食い止めていた!/東京大学名誉教授 渡辺 正

これから地球は寒冷化に向かう!/東京工業大学特命教授 丸山 茂徳

「地球磁場」も寒冷化の要因/神戸大学名誉教授 兵頭 政幸