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中国共産党は、新規の党員を大幅に増やしています。6月5日時点で、党員数は過去最多の9514万8000人に達しました。

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今年1月から6月5日までに新たに入党した人数は231万人。通常の倍以上のペースで入党が認められています。入党希望者も2006万人と、2019年末より100万人以上増えています。今月23日付日本経済新聞によると、特にハイテク分野に通じた理系学生の入党が目立っているといいます。

学生が党員になるには、成績優秀であることやボランティア活動への参加、党の歴史を学んで課題を提出すること、党の推薦を受けることなどが必要とのこと。党員になると、国営・民間企業での就職や出世に有利になります。

国民の7%を占める中国共産党員は、今や政治から経済まで全てを支配する「エリート支配階級」です。香港の映画俳優ジャッキー・チェン氏が8日、北京で開かれた中国共産党100周年の記念座談会で、「皆さんが共産党員であることをうらやましく思います。私も党員になりたいです」と語り、香港を中心に批判の声が上がっていました。

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