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アメリカのカマラ・ハリス副大統領が、バイデン大統領に代わって外国首脳と電話会談するケースがあり、異例だとして波紋を呼んでいます。

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ハリス氏は今月、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領と、それぞれ電話会談を行いました。1月には、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長とも会談しています。

副大統領が、政権発足後わずか数週間で、外国の首脳とコンタクトを取るのは異例のこと。トランプ政権の副大統領であったペンス氏でさえ、昨年は外国首脳と接触した記録は公式にはない状況です。

ハリス氏とマクロン氏との間では、「米仏間の二国間の結びつきを強める」「新型コロナウィルスや、気候変動などにおいて多国間協力が必要」「中東やアフリカなどでの地域的課題に取り組む」といった、かなり踏み込んだ話がされたと、ホワイトハウスは発表しています。

こうした動きに対して、バイデン氏の執務遂行能力を懸念する声が出ています。

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