《ニュース》

紛争が続いていたアゼルバイジャンとアルメニアは、11月9日の停戦合意に基づき、アルメニア側が実効支配してきたナゴルノ・カラバフ地域周辺のラチン県のアゼルバイジャンへの返還を行いました。

《詳細》

同じく返還対象とされていたアグダム県とカルバジャル県は11月に返還されています。今回のラチン県の返還で、紛争は一旦区切りがついた形です。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領は国営テレビで「ラチン県が占領から解放された。歴史的な出来事だ」と演説しました。

一方のアルメニアでは、事実上の敗北を受け入れたパニシャン首相の退任や、停戦合意の破棄を求める野党や民衆が抗議活動を続けています。

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