幸福実現党の中島徹氏が29日、佐賀県庁で、同党の公認候補として佐賀1区に立候補することを表明した。

中島氏は、以下のような政策・社会の実現を掲げる。

1. 消費税・法人税を減税し、佐賀県の家庭と企業を守る

  • 景気回復の足かせとなっている消費税を5%に引き下げ、中小企業を疲弊させる法人税(実効税率)を15%に大減税して家庭や企業の負担を少なくする。
  • 家庭の平均所得はここ20年間で106万円も減り、佐賀県内の中小零細企業は8割が赤字という危機的状況の中で、増税を続ける政府の暴政にストップかける。
  • 全国一律の減税が難しい場合は、全国数カ所の減税特区を設け、佐賀県をその候補地とすることを検討する。

2. 規制をなくし佐賀県の農業・産業をさらに強く元気にする

  • 現状の国や行政の補助金制度を見直すと同時に、過剰な法規制などを撤廃して、民間の活力を最大化させる。特に農業においては、生産調整(減反)廃止と大規模化の推進により生産性を高め、佐賀空港のハブ空港化などと合わせて世界市場に販路を拡大させる。
  • 佐賀県の未来産業として、佐賀大学が進めている次世代エネルギー・海洋温度差発電を実用化させる。その前段階として全国の海岸線に沿った高圧直流送電(HVDC)ネットワークを政府主導で新設する。

3. 様々な危機に対応できる日本一安心な県、佐賀県を目指す

  • 近年多発する災害や国際紛争、パンデミックなどに素早く対できる危機管理体制を構築し県民の安全を確保する。また、地域住民の避難場所としての機能強化のため、小中学校の校庭や児童公園、公共施設の地下に、生物化学兵器にも対応できる核シェルターの整備を推進する。
  • 国防上の観点からも佐賀空港にオスプレイを配備し、自衛隊の水陸機動団による尖閣諸島などの島嶼部防衛に貢献し、他国からの侵略を未然に防ぐ。

幸福実現党は今後、各地で候補者を擁立し、地方活性化策を訴えていく。

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