台北市内をトラックで運ばれる慰安婦像のレプリカ。

2018年11月号記事

ニュースのミカタ 2

国際

台湾に初の慰安婦像設置

笑うのは中国共産党

慰安婦問題を利用した、中国の台湾侵略が進行中です。

台湾・台南市にある国民党の支部の敷地内に8月、同国初となる「慰安婦像」が設置されました。

像と併設された碑文には、日本軍が慰安婦を「強制徴用」し、「その人数は約20万ないし40万人である」と書かれています。同党は、像のレプリカをトラックで"連れ回す"パフォーマンスも行っています。

こうした動きは、11月に予定されている統一地方選挙を意識したもの。有権者の反日感情を煽っているのです。

像設置の際、国民党の馬英九前総統は演説で、日本政府に謝罪や賠償を求めない民進党を批判しています。