北朝鮮と韓国が急速に接近する中で、東アジアにおける日本の影響力が弱まっています。

現在、朝鮮半島をめぐる主要なプレーヤーは、北朝鮮、韓国、アメリカ、中国の4カ国。日本は「蚊帳の外」の感が否めません。

もちろん、北朝鮮に融和的になるといった安易な妥協は必要ありません。ただ、日本から発信しなければ、この4カ国では決して解決してくれない問題があります。

今回は、その点について、考えてみたいと思います。