戦闘が続く「ガザ地区」って何? - そもそモグラのそもそも解説
2014.08.29
2014年10月号記事
そもそモグラのそもそも解説
戦闘が続く「ガザ地区」って何?
イスラエルは7月から、パレスチナ自治政府が治めるガザ地区を攻撃し、これまでにパレスチナ人約2千人が死亡しています。イスラエルのガザ攻撃は、2012年以来、3回目。度重なるイスラエルの攻撃に、国際社会は厳しい目を向けています。
同地区ではなぜ、対立が繰り返されるのでしょうか。
イスラムとユダヤの対立
2千年あまり世界を流浪し、第2次世界大戦中、ヒトラーに迫害されたユダヤ人に対し、戦後、国連はイスラム教徒が多いパレスチナ地域の3分の2を分け与えて、ユダヤ教徒を中心とするイスラエルを建国しました。当然、土地を奪われたパレスチナ人は反発。イランなどの他のアラブ諸国も巻き込んだ中東戦争(注)へと発展しました。
(注)第1次は1948年~49年、第2次は56年、第3次は67年、第4次は73年。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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