生活保護申請が増加 コロナ不況で困窮する人に支援が届かない現状

2021.03.04

画像:Picturesque Japan / Shutterstock.com

《ニュース》

2020年1年間の生活保護申請件数が速報値で合計22万3622件に上り、前年から1672件増えたことが、3日、厚生労働省の集計で分かりました。

《詳細》

前年からの増加は、比較可能な13年以降初めてです。新型コロナウィルス感染拡大による雇用情勢の悪化が影響したと見られます。

感染が再拡大した2020年12月は、生活保護の利用申請が全国で1万7308件と、前年同月比で6.5%増加しました。前年同月比の増加は9月から4カ月連続です。年末年始は日雇いの仕事が減り、生活に困窮する人が増える傾向にありますが、コロナによる影響が追い打ちをかけたと見られます。

緊急事態宣言が再発令され、首都圏では2週間程度の延長方針が固められた今、生活保護申請はさらに増える可能性があります。

《どう見るか》

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タグ: 生活保護  緊急事態宣言  コロナ不況  自粛  給付金  廃業  倒産  時短営業 

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