2014年5月号記事

The Liberty Opinion 1

「週刊文春」記事は名誉毀損 幸福の科学が勝訴

問題の記事が掲載された2012年7月19日号の「週刊文春」。

文藝春秋社の本社ビル。

事実無根の記事で名誉を傷つけられたとして、宗教法人幸福の科学が、文藝春秋社と元信者の種村修氏に対して起こしていた裁判の控訴審で、東京高裁は3月19日、同社に対して400万円の損害賠償の支払いと、「週刊文春」誌上での謝罪広告の掲載を命じる判決を下した。

問題の記事は、「週刊文春」の2012年7月19日号に5ページにわたって掲載されたもの。教団内部で女性問題があったと指摘し、「性の儀式」が行われているなどと、センセーショナルに書き立てた。

判決では、この記事が幸福の科学の社会的評価や名誉を毀損したと認定。文藝春秋社がこの記事を掲載して販売したことについて、「不法行為に該当することは明らか」とし、損害賠償の支払いを命じた。また判決確定から2週間以内に、記事が事実に反しているため撤回し、謝罪する広告を、「週刊文春」の1ページ全面で掲載することを命じている。