宗教を中心に、教育、政治、経営、科学など多岐にわたる活動を展開している幸福の科学グループ。同グループを率いる大川隆法総裁の著書は1400冊を超え、2100回以上の説法が行われてきた。その思想は日本のみならず、世界各国の政財界のリーダーにまで影響を与えている。

人間の活動に関わるほとんどすべてと言っても過言ではない幅広さだが、その出発点には、幸福の科学グループが標榜する「正しき心の探究」という理念が存在する。

すべての始まりである「正しき心の探究」について、大川総裁が改めて一冊の書籍として上梓したのが、2月4日から全国書店で発売される『「正しき心の探究」の大切さ』(大川隆法著)だ。幸福の科学のことがよく分からない人への入門書とも言える、簡潔な内容になっている。

本書では、「正しき心の探究」について、個人が幸福な人生を生きて、死後も天国と呼ばれる世界に還るための方法を探究する意味と、世界情勢などのマクロの視点から見た神の正義について探究する意味の両方について書かれている。いずれも、神仏が人間に期待していることを探究するものだ。

前半部分では、「正しき心の探究」の具体化として、人間を幸福にする4つの原理である「愛」「知」「反省」「発展」の四正道の教えについて分かりやすく解説されている。幸福になりたいという個人のニーズに応える内容だ。

後半部分では、おもに戦後の世界史の背後にあった神仏の意図を明らかにしつつ、神の正義とは何かについて語られている。現在の世界史は、第2次大戦を「民主主義対ファシズム」という枠組みで考えることが一般的だが、実際には、大戦中の日本には神の大義を掲げていた面があったこと、戦後のアメリカ主導の世界は、必ずしも神仏の心に適わない面があったことが指摘されている。

2013年末の安倍晋三首相の靖国参拝に対して、中韓は「戦後体制への挑戦」であると批判し、アメリカまでが「失望した」という声明を発表したが、こうした歴史認識問題の解決こそ、未来を拓くための緊急の課題である。

本書は、その問題解決の指針が示されているという意味で、2014年の年頭教書でもある。世界各国のリーダーはもちろん、主権者である日本人全員にとって必読の一書だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「正しき心の探究」の大切さ』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1091

アマゾン同書紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/486395431X/liberty0b-22/

幸福の科学出版 『幸福の科学の基本教義とは何か』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1069

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Web記事 安倍首相の靖国参拝は当然だ! 歴史捏造の中国・韓国・米国こそ反省すべき

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