© 2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
2026年9月号記事
Movie
編集部がオススメする「今こそ観たい」映像作品。
「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
2026年8月7日(金)より 全国ロードショー




© 2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
星降る丘に舞い降りる奇跡
- 【スタッフ】
- 監督:新城毅彦
- 【原作】
- 原作:汐見夏衛
- 【キャスト】
- 出演:福原遥/細田佳央太、出口夏希、豊嶋花/井之脇海、伊藤健太郎、中嶋朋子/水上恒司、上川周作、小野塚勇人、松坂慶子/倍賞千恵子
- 【配給等】
- 配給:松竹
- 【公開日】
- 2026年2026年8月7日(金)より 全国ロードショー
【レビュー】
観客動員350万人、興行収入45億円の大ヒットを記録した前作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が公開されたのは2023年。1945年6月にタイムスリップした高校生・百合は、特攻隊員の佐久間彰や鶴屋食堂のツル、千代たちに救われ、数多くの恩を受けていった。やがて、彰に強く惹かれながらも特攻隊として飛び立つ彼を見送る彼女は、その最中に気を失う。そして、現代で目を覚ましてから7年後。そこから本作の物語は始まる。
彰の夢を受け継いて高校教師になった百合の心は、いまだ80年前のユリの花咲く丘に執われたままだった。そんな彼女の前に、深い郷愁を誘う青年・涼が現れる。百合のクラスの副担任になった彼は真っ直ぐに彼女を想ってくれるようになるが、百合は大空に消えていった彰の記憶を失うまいと、先に進めないでいた。
葛藤の中で百合が出会ったのは、ホスピスで穏やかな余生を過ごす老婦人の千代だった。特攻隊の石丸を失った後、千代が歩んだもう一つの愛の形。そして、千代から百合に託された一冊の書。それは、出撃前の彰が本に仮託した、未来の百合へのメッセージだった……。
続編となる同名小説では、彰の生まれ変わりとされる青年・涼との邂逅が再び百合の人生を変えていく。『あの花』から『あの星』までがひとつの物語であると語る原作者・汐見夏衛も、自ら映画の脚本に携わり、いくつかの変更を加えながら作品を完成させた。
生まれ変わりやその記憶の片鱗──そうした不思議さを内包しながら、響き合う二人の魂の行方を見守っていく。本作には、そんな暖かい包容力や優しさがそこかしこに溢れている。
ザ・リバティWeb シネマレビュー
「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
(星4つ。満点は5つ)























