2025年6月号記事

地域シリーズ 静岡

世界に伝えよう、大和の心

日本的精神の源流にある天御祖神の教え

静岡は、世界に誇るべき日本的精神の源流の地だった。

日本の象徴とも言える富士山は、約10万年前に誕生し、何度も繰り返された噴火によって、現在の壮麗な姿になったと言われている。日本の歴史を悠然と見守り続ける富士山に、多くの日本人は親しみや畏敬の念を抱いてきた。

林業の仕事で、所有する山から富士山をよく眺めているという静岡県藤枝市の渡辺元嗣さん(60歳)は「富士山と駿河湾のセット、特に三保松原の方から見る風景や、静岡市の清水港と伊豆市の土肥港を結ぶ駿河湾フェリーから見る景色は、絶景です」と語る(本誌66ページにインタビュー)。

富士山への憧れは日本人だけではないようで、昨年の静岡側からの登山者のうち、約3割が外国人だった。記者が以前取材した、中国問題専門のアメリカ人識者も「次に来日したら富士山に登ってみたい」と語っていた。

富士山の御祭神は命を投げ出し噴火を鎮めた

下写真の富士山本宮浅間大社(富士宮市)は、富士山を御神体とし、富士山の噴火を鎮めた木花開耶姫(別称:浅間大神)を御祭神とする。摂社・末社あわせて1300社ある浅間神社の総本宮で、多くの参拝者が訪れる。

木花開耶姫には次のような伝説が残っている。木花開耶姫は天孫降臨の絵画で有名な邇邇芸命の后となったが、懐妊の際に貞節を疑われたことから、産小屋に火を放って出産。子供が無事に生まれたことで、子供が「神の子」であることを証明した。その後、富士山が噴火した際には怒りを収めるために火口から身投げをし、噴火を鎮めた──。

富士山本宮浅間大社(富士宮市)。写真:ピクスタ

長編アニメ映画『神秘の法』(製作総指揮:大川隆法)に登場する木花開耶姫。その名から「桜の神」とも称される。

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
 
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