《ニュース》

中国・武漢ウィルス研究所の研究員が、新型コロナウィルスは「生物兵器」としてつくられ、どのウィルスが最も効果的に拡散するかを判断するため、上司から4つのコロナ株を渡されたと証言しました。インドのCNBC TV18がこのほど報じました。

《詳細》

インドメディアが取材したのは、中国生まれの人権活動家ジェニファー・ゼン氏です。ゼン氏は、武漢研究所の研究員、单超(サン・シャオ)氏から話を聞いた情報提供者から得られた内容をメディアに伝えました。

武漢ウィルス研究所のホームページによると、单氏はシンガポールのノバルティス熱帯病研究所や、アメリカのテキサス大学などを経て武漢研究所の研究員となり、現在、武漢国家生物安全実験室の副所長を務めています。

今回のインタビューによると、单氏は2019年2月に上司から4つのコロナ株を与えられ、ヒトなどにどれぐらい効果的に感染できるかをマウスなどでテストし、5~6月頃にそれを完了しました。单氏がそれを説明する際、コロナは、中国が人々に意図的に感染させるためにつくられた「生物兵器」という言葉を用いたとのことです。

その後、单氏のチームの何人かが、19年秋に武漢で開催されたミリタリーワールドゲームズの期間中に通常業務から離れ、世界各国から集まった選手が宿泊するホテルで衛生状態をチェックしに行きました。ウィルス学者がそれを行う必要性がないことから、ウィルスを撒くために現地に行ったのではないかと单氏は推測。单氏は、実際にコロナ・パンデミックが起き、周りの人々が亡くなっていったことに罪悪感を覚え、ゼン氏の情報提供者に真実を伝えたといいます。

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