《ニュース》

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ氏がこのほど、ドイツ西部で行われた大規模デモに参加し、警察に身柄を一時拘束されたことが報じられ、話題になっています。

《詳細》

ドイツ西部のリュッツェラート村は、炭鉱の拡大に伴って廃村となることが決まっています(現在、村民はいない)。これに対し気候危機を訴える活動家らが抗議すべく村を占拠。裁判所の退去命令を受け、警察が強制排除に乗り出しましたが、国内外からさらに多数の活動家が集まって抗議していました。

14日はグレタ氏も参加。他の参加者と共に、鉱山の危険な地帯に立ち入ろうとしたため、警察に身柄を一時拘束されました。

抗議活動の背景には、「脱炭素」の先駆けとなってきたドイツが、ロシア―ウクライナ戦争に伴うエネルギー危機などを受け、停止していた石炭火力発電所を再稼働させるなど、石炭利用を拡大していることがあります。2022年におけるドイツのCO2排出量は5.3%増加しています。

グレタ氏は今回のデモに際しても演説で、「ドイツには大きな責任がある」と訴えるなどしました。

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