《ニュース》

欧州連合(EU)の個人情報保護当局はこのほど、米メタ・プラットフォームズに対し、ユーザーの同意がなければ、収集した個人情報に基づく広告を表示するべきではない、との判断を下しました。米ウォール・ストリート・ジャーナルが6日に報じ、波紋を呼んでいます。

《詳細》

メタ社はフェイスブックやインスタグラムなどのSNSにおいて、ユーザーの行動履歴に基づいて商品やコンテンツを提案する「パーソナライズ広告」を表示し、その大きな収益源としています。

これについて「欧州データ保護会議(EDPB)」が、EUの個人情報保護法で認められないとの判断をしました。

この判断に対してメタ側から異議申し立てができるため、最終判断としての実効性が生まれるには、まだ時間がかかります。ただ最終確定すれば、メタは大打撃を受けることが予想されます。報道を受けて6日の米株式市場におけるメタ株価は、前日比6%以上下落しました。

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