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米共和党議員のナンシー・メイス氏はこのほど、アメリカで生まれたパンダを中国に返さなくてもよいようにする法律改正案を提出しました。

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アメリカには現在、3カ所の動物園で中国から貸し出しされたパンダを飼育しています。中国から借りているパンダに加え、アメリカで生まれたパンダも中国政府のものとする契約で、年間約50万ドルを支払う必要がある上、赤ちゃんパンダは繁殖のため、4歳までに中国に返還することになっています。

今回、メイス氏は「動物帰化と民主推進法」を提出。人間と同じく、動物も「出生地主義」をとり、アメリカで生まれたパンダはアメリカで暮らせるようにするという法律改正を勧めています。メイス氏は、動物を利用した中国共産党の政治宣伝を受け入れるのではなく、生まれたパンダがアメリカにいられるよう、権限を付与すべきと主張しています。

メイス氏はその他、同盟国と連携して、パンダの共同繁殖プログラムの確立を模索する、としています。

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