統一地方選の後半戦が終わった。

注目の衆院愛知6区補欠選挙は、注目の減税日本の川村昌代氏や共産党の河江明美氏らを押えて、自民の丹羽秀樹氏が当選した。2度目の挑戦となる幸福実現党の福原真由美氏は、2009年の衆院選から得票率を倍以上に伸ばしたものの及ばなかった。

与野党が直接対決した9市区長選では、民主党は3勝6敗と大敗。完全に民主離れが進んだ形で、菅首相ら党執行部の責任を問う声も強くなりそうだ。

これから本格的な「菅降ろし」が始まる見通しだが、与党にこの国難とも言える難局にあって、指導力を発揮できる人材を得ることができるか。

ますます政治は先行き不透明になりつつある。(村)

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