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韓国紙「朝鮮日報」がこのほど、中国が約30万人を擁する準軍事組織「海上民兵」を、黄海に投入する可能性があると報じています。

《詳細》

朝鮮日報が報じた同国政府の分析によれば、中国は戦時に軍に編入する民兵制度を活用しており、18~35歳の漁民は海上民兵隊に入ることを義務付けられているといいます。南シナ海だけでなく、黄海においても、中国の違法漁船の数が3年間で2倍以上に膨れ上がり、今年8月時点で4603隻が確認されているなど、韓国内でも懸念の声が高まっています。

漁民は、平時においては生業に従事していますが、その合間に軍事演習にも参加。物資の運搬や情報提供、監視、妨害活動などを担い、有事が起きた場合、人民解放軍の指揮下に入ります。

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