スリランカの警察は24日、同国で21日に発生した同時爆破テロによる死者を359人と発表しました。負傷者は500人を超えているとも報道されています。

このテロは首都コロンボを中心に、復活祭(イースター)で信者が集まる教会や外国人客が多い高級ホテルなどが狙われました。

2009年まで26年間内戦が続き、ようやく平和を実感していたスリランカで起きた同時爆破テロ。政府は国内のイスラム過激派組織「ナショナル・タウフィート・ジャマート」(NTJ)が関与したと発表しています。

本欄では、イスラム過激派によるテロの背景と、宗教間の対立に終止符を打つための考え方をお伝えします。