衝撃の事実が明かされた『蒋介石の霊言』。

《本記事のポイント》

  • 蒋介石の霊は「南京大虐殺」の存在をあっさりと否定
  • 今も昔も「経済優先」の日本に警鐘を鳴らす
  • 日本は大切にすべき相手を間違えてはならない

「われわれに、かつて傷ついた経験があり、同様の過ちは決して再び犯してはならないということを思い起こさせるものだ」――。

2月28日、台湾の蔡英文総統は、そう語った。

1947年に、国民党政権が台湾市民を武力で弾圧した「2・28事件」から72年を迎えたこの日、台北市内では、毎年恒例の犠牲者を追悼する式典が行われた。

2・28事件とは、中国大陸から台湾に渡ってきた蒋介石率いる国民党政権(外省人)が、昔から台湾に住んでいた民衆(本省人)に対して行った弾圧。1987年に戒厳令が解かれるまで、数万人の犠牲者が出たと言われている。

「日本軍の大虐殺なんか、見たことない」

この事件を指揮したとされる蒋介石は、台湾に逃げ込む以前に中国大陸で、毛沢東率いる共産党と手を組み(第二次国共合作)、抗日戦争を指導した。一方で、「以徳報怨(いとくほうえん/徳を以て怨みに報ゆ)」の言葉で知られるように、寛大な人物と評価する向きもある。

蒋介石の「本質」とは、いかなるものか。

大川隆法・幸福の科学総裁は2月7日、あの世に還っている蒋介石の霊を呼び、霊言を行った。現れた蒋介石の霊は、現代の中国が主張する「南京大虐殺」について、こう語った。

日本軍で大虐殺をしたのなんか、見たことない」「台湾人から見ても、中国本土人っていうのはすごく汚い、いやらしい人間に見えてたらしい。それに比べれば、 (日本) 帝国陸軍の将校たちは、もうそれは、神様みたいな立派な人たちでしたよ

当時、日本軍に攻め込まれ、首都であった南京から脱出した敵将が、南京大虐殺の存在をあっさりと否定。やはり、「30万人の虐殺」は起きていなかったのだ。

今も昔も「経済優先」の日本に警鐘を鳴らす

一方、1972年に日本は、毛沢東の共産党政権がつくった中華人民共和国(中国)と国交を結び、それまで国交があった台湾と断交したことについて、「 田中角栄時代の『裏切り』はちょっと許せんな。私も生きてたからねえ。 (中略) 『経済優先』だろ? 何でも経済。経済だけになったから 」と指摘。

現代の日本の財界に対しても、次のような警鐘を鳴らした。

『中国が世界一の大国になるとしたら、こことの取引を密にしておかないと、損だ』という考えで動いているんだろうけど、やはり、国防上の危機は考えなきゃいけない。向こうの考えていることから見れば、ヨーロッパがかつてやったように、近隣諸国を逆に植民地化していきたいと思っていると思うよ 」(以上、 『「中華民国」初代総統 蒋介石の霊言』 より引用)

中国と台湾 日本は大切にすべき相手を間違えてはならない

大川総裁の公開霊言収録は、今年2月時点で900回を超えている。

すでに、ソ連のスターリン、中国の毛沢東、アメリカのルーズベルト、トルーマン、ドイツのヒトラー、イギリスのチャーチル、日本の昭和天皇、東條英機などの霊言が行われており、今回の蒋介石で第二次大戦時の各国首脳の霊言が出そろったと言える。

死後、各首脳がどのような世界に還ったかという点については、「 蒋介石霊言で浮かび上がる 中国に広げるべき台湾の価値観 - 大川隆法総裁 霊言Report 」に詳述している。

この他にも、大川総裁は、蔡英文総統の守護霊、李登輝元総統の守護霊、中国と台湾の両方で「国父」として尊敬される孫文の霊を招いて霊言を行ってきた。

これらを読み解くと、ウイグルやチベットなどで人権・宗教弾圧を繰り返す現代の中国には、台湾に存在する「自由・民主・信仰」の価値が必要だと分かってくる。

中国の習近平国家主席が、国際社会に向けて「台湾への武力行使も辞さない」と堂々と宣言する現代において、日本の政治家や財界人は「経済優先」で同じ過ちを犯してはならない。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『毛沢東の霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2132

幸福の科学出版 『習近平守護霊 ウイグル弾圧を語る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2103

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2019年2月11日付本欄 大川総裁「『毛沢東の霊言』講義」で「アジアのリーダーとしての日本の使命」を語る

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2017年3月号 蔡英文の過去世 - 新・過去世物語 人は生まれ変わる

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