文氏は2018年の年頭記者会見で、「南北首脳会談に応じる用意がある」と発言。慰安婦問題の解決には、「日本が真実を認識し、被害者に心から謝罪」が必要と述べました。写真:ロイター/アフロ
2018年3月号記事
ニュースのミカタ 1
国際
南北対話、日韓合意、平昌五輪
文大統領の危険な野望
韓国は1月より、要請していた北朝鮮との「南北対話」を2年ぶりに再開させました。
また、慰安婦問題をめぐる「日韓合意」について、韓国の文在寅大統領は同月、合意は誤りだったとして、日本が元慰安婦に拠出した10億円を返金する方針を発表。事実上の蒸し返しとなる判断を下し、日本政府は反発しています(同月18日現在)。
2つの動きの背景には何があるのか。そして、窮地に立つ北朝鮮に対話を持ち掛けた文氏は、何をしたいのでしょうか。