新型肺炎に苦しむ中国 支援とともに日本が考えるべきこと 「中国の最終目標は天皇の処刑」!?

新型肺炎に苦しむ中国 支援とともに日本が考えるべきこと 「中国の最終目標は天皇の処刑」!?

写真:Robert Wei / Shutterstock.com

 

新型コロナウィルスの感染が拡大している中国には、さまざまな国や団体から支援の手が差し伸べられている。

 

日本からも、兵庫県が今月10日、災害時のために備蓄していた100万8000枚のマスクを、友好提携を結ぶ中国の広東省と海南省に送った。小池百合子・東京都知事も、自民党の二階俊博幹事長の要請を受け、すでに送った防護服2万着に加え、10万着を送っている。

 

こうした支援は素晴らしいことだ。

 

ただ忘れてはいけないのが、中国は「共産党一党独裁の軍事国家」であり、「ウイグルやチベットなどで人権・宗教を弾圧し、多くの人々を苦しめ続けている」という事実だ。もちろん、台湾や日本をはじめとする周辺国を侵略する機会を虎視眈々とうかがっている。

 

現在、中国支援に動いている各国の行政や民間組織は、本当の意味で中国の人々を幸せにするためにも、さまざまな支援の中で、「隠された中国の闇」を明らかにし、自由で民主的な中国に生まれ変わるよう変革を迫る必要がある。

 

今回紹介するのは、「中国は天皇の処刑を目指している」という衝撃の事実が語られた、専門家のインタビュー。当時は「民主党政権」だったが、本文を「安倍政権」に置き換えても遜色なく読める意義深い内容だ。習近平・国家主席を「国賓待遇」で招くことの是非についても、改めて考える必要があるだろう。

 

(※2012年5月号本誌記事を再掲。内容や肩書きなどは当時のもの)

 

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日本は第二のチベットになる

  

『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』著者インタビュー

  

桐蔭横浜大学大学院教授

ペマ・ギャルポ

プロフィール

1953年チベット・カム地方生まれ。59年インドに亡命し、65年に来日。ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表などを経て、現職。ブータン王国政府首相顧問なども務める。著書に『最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌』(飛鳥新社)などがある。

『最終目標は天皇の処刑』

『最終目標は天皇の処刑』

ペマ・ギャルポ著

飛鳥新社

中国共産党がつくったと言われる「日本解放工作」については、昔からその真偽が問われてきました。しかし、それについて書いた私の著書の発売後、出版社に、ある中国人から「内容が間違っている」と抗議の電話がありました。その人は、いろいろ指摘した後、最後に、「日本解放工作が指す『天皇』とは昭和天皇のことで、今の天皇ではない!」と言ったそうです。

 

つまり、中国人自ら、この「解放工作」が、本物であることを認めたわけです(笑)。

 

 

中国が目指す「天皇の処刑」が民主党政権で近づく

たしかに、「解放工作」の内容と日本の現状を比べると、中国の日本侵略計画が着々と進んでいるようにしか見えません。この中に出てくる、中国の手先となる日本の政府「民主連合政府」は、まさに今の民主党政権です。

 

政権交代後の2009年12月、天皇陛下に拝謁する場合、本来1カ月前に申請しなければいけないルールをゴリ押しで破り、中国の習近平・国家副主席を謁見させました。また、民主党の国会議員143人を含む小沢訪中団は北京を訪れ、胡錦濤・国家主席ら中国の要人に会いました。このとき、議員たちがまるでスターに会ったかのようにはしゃいで、握手や記念撮影をしていました。

 

他にも、岡田克也外相(当時)が天皇陛下のお言葉に注文をつけたり、中井洽・国家公安委員長(当時)が、国会で秋篠宮ご夫妻を野次るなどの流れを見ると、解放工作の第三期目標「天皇の処刑」へと徐々に近づいているように感じます。

 

 

四六時中監視され5人以上集まると逮捕

私は1950年代に中国の人民解放軍に追われ、2年以上の逃避行の末、祖国を失いました。中国が侵略前のチベットに何をしたかというと、チベット中のお寺に多くの工作員を送り込み、「中国は、欧米の帝国主義からチベットを守ってくれる」「テンダ・アメリカ(宗教の敵、アメリカ)」などと吹き込んで、西側諸国への警戒心を持たせ、人民解放軍が入りやすい環境をつくりました。

 

そして、59年のラサ蜂起以降、チベット全土を掌握した中国は、「チベット人民を封建社会から解放する」と言って、富裕層、地主、僧侶を含む地域指導者の、いわゆる「上位三階級」の人々を虐殺していったのです。

 

カム地方でもっとも有名な高僧の一人は、手足に杭を打たれ、腹を切り裂かれました。別の僧侶は、解放軍の兵士に、「奇跡を起こせるなら皆の前で飛んで見せろ」と高い場所から蹴り落とされました。中国は、チベットに共産主義を浸透させるためには、「アヘン」である宗教の撲滅が欠かせないと考えたのです。

 

現在もチベットの人々は、昼は公安警察、夜は武装警察に四六時中監視され、5人以上集まると「集会」とみなされ、当局の裁量で逮捕されるような日常を送っています。多くの人を集めてデモ活動をすることが極めて難しい状況の中で、それでもこの現状を国際社会に訴えなければいけないと切羽詰まった人々が、ガソリンをかぶって焼身自殺を図っているのです。

 

中国はこうした人々について、「頭がおかしかった」「借金に困っていた」とマスコミに報じさせ、嘘をでっち上げて真実を歪曲しています。

 

 

国を守るために大事なのは国民の意志

実はこれと似たことを、中国は日本に対してもやっています。先の大戦では、日本だけが全面的に加害者で一方的に中国を侵略し、多くの中国人を殺したという自虐史観を植えつけて、洗脳してきました。日本の政治家は、中国に対して謝罪ばかりしていますが、これは中国による心理戦の大きな成果だと思います。その意味でも、すでに中国の「トロイの木馬」は日本の中に入っています。

 

中国の肩を持つ訳ではありませんが、あらゆる手段を使って自国の利益のために動くことは国際社会では当たり前。良くも悪くも一党独裁の中国は、国家の青写真が出来上がっていて、それに向かって着実に一歩一歩進んでいるのです。

 

日本は、このままでは本当に「第二のチベット」「中国の一自治区」になります。国を守るためには、憲法改正や国防の強化なども必要ですが、最も大事なのは、やはり「国を守ろう」という国民の意志そのものです。

 

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