コロナ危機で自殺者が推定8千人増加 できる限り通常の社会に戻していくべき

2022.08.17

《ニュース》

2020年3月から今年6月にかけて、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、国内で増加した自殺者は約8千人に上るという試算を東京大学などのチームがこのほどまとめました。

《詳細》

東大などのチームは、コロナ危機がなかった時の仮想の自殺者数を、コロナ前の民間シンクタンクの失業率失業率予測と数理モデルで算出し、実際の自殺者数と比較しました。

すると、20年3月から今年6月にかけて増加した自殺者は、約8090人となりました。また失業率の増加で説明できる自殺の増加分は、約1260人に上っています。

コロナ危機によって増加した自殺者の多くは若い世代で、最も多かったのは20代女性の約1090人。20代男性も約745人でした。また20歳未満の女性も20年秋以降、高い水準で推移しており、約280人に上ったといいます。

チームの仲田泰祐・東大准教授(経済学)は、「男性より非正規雇用が多い女性は経済的影響を受けやすく、若者の方が行動制限などで孤独に追い込まれている可能性がある」と指摘しています。

《どう見るか》

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タグ: 同調圧力  コロナ  行動制限  仲田泰祐  非正規雇用  緊急事態宣言  失業率  自殺 

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