香港政府がイギリスの人権団体に国安法違反と警告 海外に触手を伸ばす不当な脅しには国が毅然とした態度を取るべき

2022.03.16

画像:Jimmy Siu / Shutterstock.com

《ニュース》

イギリスの人権団体「香港ウォッチ」がこのほど、香港の警察当局から「国家安全維持法に違反している」との警告を受けたことを明らかにしました。英国営ニュースメディアBBCなどが報じています。

《詳細》

「香港ウォッチ」は2017年に創設された、香港の人権状況の監視やイギリスに移住した香港市民の支援などに携わる非政府組織(NGO)です。

香港警察は同団体の活動を「外国勢力と共謀して国家の安全を脅かしている」と指摘し、国安法に違反していると主張。さらに同団体の最高責任者であるイギリス在住のイギリス人ベネディクト・ロジャーズ氏に対し、香港に戻った場合には3年の禁錮刑か、10万香港ドル(約150万円)の罰金が科せられると通告しています。

ロジャーズ氏は声明で「イギリスに拠点を置く人権団体が香港の人権状況を報告しただけで、禁錮刑を科すなどと脅した」と非難。「私たちは今後も香港の人々や、全体主義政府の下で収監されている勇敢な政治犯たちの声となっていく」などといった立場を明らかにしています。

《どう見るか》

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タグ: 民主活動家  国家安全維持法  イギリス  人権弾圧  全体主義  香港  警告 

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