政府が輸入小麦価格を19%値上げ 背後に中国がひた隠しにする食糧危機

2021.09.09

《ニュース》

農林水産省は8日、国が輸入した小麦を製粉業者などに売り渡す価格を10月から19%引き上げると発表しました。

《詳細》

小麦の国際相場が前半期比で1割ほど上昇したことを理由としています。養豚の強化による中国での飼料需要増加や、高温と乾燥により、主要産地であるアメリカとカナダで小麦の作柄が悪化したことなどが影響しています。

さらに、小麦を運ぶばら積み船の運賃も前半期比で6割強上昇したことも価格を押し上げました。輸入小麦価格の値上げ幅は2009年4月期以来の高値となり、新興国の需要増と産地の干ばつが重なった08年4月期の30%高に次ぐ高水準となっています。

《どう見るか》

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タグ: 小麦  中国  食糧不足  アフリカ豚熱  自給率  飼料  輸入  洪水  値上げ 

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