錬金術の歴史を振り返る―アラビアの錬金術IV―(後編)【HSU・志波光晴氏の連載「錬金術について」】

2020.08.25

HSU 未来産業学部プロフェッサー

志波 光晴

プロフィール

(しわ・みつはる)1957年、福岡県生まれ。神奈川大学経済学部経済学科卒業後、プラントメンテナンス会社、非破壊検査装置会社で働く中で理科系の研究者を決意。放送大学教養学部で理科系を学び、東京大学先端科学技術研究センター研究生を経て、同大学工学部より工学博士を取得。同大学先端科学技術研究センター助手、(財)発電設備技術検査協会鶴見試験研究センター研究員、(独)物質・材料研究機構上席研究員を経て、2016年よりHSU未来産業学部プロフェッサー。専門は、材料工学、非破壊検査、信頼性評価。著書に「環境・エネルギー材料ハンドブック」(オーム社)など。

前回の「 錬金術の歴史を振り返る―アラビアの錬金術IV―(前編) 」では、エリキサ製造の変化の背景にあるもの、すなわちイスラム教における祭政一致の社会構造とイスラム社会の拡大方法、イスラム教の神秘主義について、宗教と錬金術の観点から整理してみました。

今回は、続きの後編です。

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: ゾロアスター教  多神教  仏教  ヘルメス文書  志波光晴  錬金術について  神人合一  物質化  神秘主義 

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