日本の国際競争力を高める教育とは? 大川総裁が語る「理想の教育論」
2020.08.07
教育は、十人十色のやり方があり、成功も失敗もある。「転ばぬ先の杖」として考えるべき教育とは何か。
大川隆法・幸福の科学総裁が7月末、「理想の教育論」と題して、自身が5人の子育てを行った経験を通し、幼児期から大学、社会人までの勉強方法や、日本の国際競争力を高める指針について語った。
大川直樹常務理事を聞き手とした本映像は現在、全国の幸福の科学の支部・精舎・拠点・布教所で公開されている(文末に連絡先)。
親の見栄で子供を育てていないか
幼児教育をめぐり、大川総裁は近年、知識を詰め込む教育が流行していることに触れ、背景に、大学教育を中心とした親が、子供に早く知識を教える方がよいという傾向があると指摘する。
知識だけを増やし続けた結果、基本的な礼儀を知らなかったり、人間関係がうまくいなかったりする人間に育つ可能性があるとし、「 親の見栄なのか、本当に子供に合った適性があってそう (早期の知識教育をする) なのか、この区別はやっぱり、自分の心を正直に見た方がよい 」と、注意すべきポイントを挙げた。
その後、自身の小中高時代の教訓に言及した大川総裁は、大学教育に関しても、大学に入学するまでは勉強しても、入った後は麻雀などの遊びばかりをする人もいるとし、「 何か目的があって、それさえクリアすれば、後はご褒美が来るっていうパターンは分かりやすいんです。まぁそうなるんでしょうけど、知的好奇心で勉強するっていうのも、大事なことなんだ 」と語り、勉強は終わったと思わないことが重要と指摘。その上で、条件反射的に、浅く理解した状態で反応することから、自分の心を探究する内面世界を広げる意義を説いた。
日本が国際競争力を取り戻すには
さらに大川総裁が語る教育論は、日本の国際競争力を高める指針にまで広がる。
日本経済が約30年間停滞しているため、このままでは中進国に転落するのは時間の問題であるとし、国際競争力を取り戻すには、大学教育でイノベーター、アントレプレナー、起業家精神を持った人をつくる努力が要るとした。
本法話では他にも、次のような多岐にわたる論点への言及があった。
- 幼児からピアノやバレエなどの専門教育を行う注意点
- 子供に絵本を大量に読ませることの功罪
- 自主的に勉強する習慣の大切さ
- 「早くできたらいい」ではなく、年齢相応の教育を行う重要性
- 読書によって智慧を身につける人の圧倒的な強さ
- 新入社員の勉強法について
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『世界に羽ばたく大鷲を目指して』
幸福の科学出版 大川隆法著
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