ファッション・センスを磨く意味 パーソナル・カラー診断

2018.03.20

《本記事のポイント》

  • ファッションは、他人に対する「環境整備」であり、徳を積む行為になり得る。
  • 人それぞれ個性が違うように、似合う色も異なる。
  • ファッションで、人生を百倍輝かせることは可能。

春の訪れを感じられるようになった3月。東京都内で、イメージアップセミナーが開催された。

講師を務めたのは、イメージコンサルタントの木村みずきさん。イメージコンサルタントとは、服装やカラーなどをアドバイスすることで、人から好感をもってもらえるよう、プロデュースする仕事。

木村さんは、ファッション・センスを磨く意義について、「『どうすれば自分をもっと美しく、もっと輝いて見せられるか』を追い求めると、それは自分のためになるだけでなく、家族や友人、職場の方にも喜んでいただけます。他の人に対する"環境整備"にもなりますし、特に女性の場合は『徳を積む』ことになると思います」と語った。

「春・夏・秋・冬」の4タイプ

セミナーで、木村さんは「パーソナル・カラー」について説明。人それぞれ個性が違うように、肌の色や髪の色、瞳や頬、唇の色によって、似合う色は異なる。例えば赤色であっても、鮮やかな赤、淡い赤、くすんだ赤など、いろいろある。似合う色を身につけることで、より若々しく、よい印象を他人に与えることができるという。

パーソナル・カラーは、春・夏・秋・冬の4つのタイプに分類される(下図参照)。春と秋タイプは暖色(イエローベース)、夏と冬タイプは寒色(ブルーベース)。おおまかに、春は可愛らしく温かなイメージ、夏はアジサイのような淡いイメージ、秋は少しくすんだイメージ、冬はパキッとした原色のイメージだという。

左から、春、夏、秋、冬に似合う色。

特に上半身に身につける色によって、顔の雰囲気は大きく変わる。

「例えば黒は遮断する色なので、少し話しかけづらい印象を与えます。私もしばらく黒を使っていなかったのですが、昨年は黒が流行ったので、黒い服も着るようにしました。その場合はさし色としてオレンジやピンク、緑を入れます。黄色やオレンジは人を元気にし、緑色は再生を意味します。服が難しければ名刺入れや手帳、ポーチに明るい色を入れるといいと思います」(木村さん)

明るい色を身につけて、イメチェンを

パーソナル・カラー診断の様子。

セミナーの後半には、木村さんによる参加者のパーソナル・カラー診断が行われた。

1人目は、色白で透明感のあるエレガントな女性。「ピンクは恥ずかしくて着られない」と、黒を基調とする服を着ていたが、「鮮やかでやわらかい、きれいな色」が似合う春タイプだった。「悪目立ちするのがよくないのであって、似合う色であれば『素敵!』となりますよ」とアドバイス。

2人目は、髪が黒く、肌に透明感のある女性。ロイヤルブルーだと顔がパキッと決まり、緑がベストカラーの夏タイプだった。「人によっては夏タイプの色を使うと、顔が青ざめて見えますので、注意してください。髪の色は茶色にして、縦ロールにするといいですよ」とアドバイス。

3人目は、「水色や紫色が好き」という髪の長い女性。ピンクやロイヤルブルー、紫など、明るい色が似合う春・冬タイプだった。「両方いけるということは、選択肢が広がるということ。さし色でもOKですので、明るい色をお勧めします。入れる色は3色くらいにして、6:3:1の比率にしてください」とアドバイス。

春タイプの色を手にした掛川支部長。

4人目は男性で、会場となった幸福の科学 白金門前支部精舎の掛川圭太支部長。男性の場合は、基本的にスーツの色が黒や紺なので、ネクタイの色で変化を出すことになる。肌が白くきれいなため、どの色も似合ったが、「春タイプの色を使うと、エネルギー溢れる、明るい印象になります。例えば、イギリス王室の高貴を表すロイヤルパープルだと貴公子のような印象になりますし、明るめの茶色はオシャレな印象になります」。

5人目は、吉田羊さん似のクールビューティタイプの女性。「紫だと上品な印象になりますね。夏・冬タイプなので、ブルーベースの色が似合うと思います。日本ではくすんだ秋色の洋服も多いのですが、秋タイプが似合う人に出会ったことはほとんどありません」。この女性は普段メガネをかけているが、フレームなしのメガネの方が自然に見えるという。

ファッションで人生を百倍輝かせることができる

ファッションは、自分を表現する手段の一つ。そのセンスを磨くには、時間と資金が必要であるため、仕事の実績や社会的地位、収入や評判など、自らの成長に合わせて、ファッションを進化させていくべきなのだろう。

ファッションには、人生を百倍輝かせる力がある。それは、外見をよくするというだけでなく、新たなことや新しいセンスに関心を持つことで、クリエイティブな頭脳を維持することができ、気持ちを若返らせることで仕事寿命も延ばせるからだ。

ファッションに苦手意識を持つ人や、重きを置いていない人も、「ファッションを通して、新たな自分をクリエイトする」という視点を持つことで、新たな自分に出会うことができるかもしれない。

(山本泉)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『ファッション・センスの磨き方』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1593

幸福の科学出版 『美とは何か ―小野小町の霊言―』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1563

幸福の科学出版 『女優・北川景子 人気の秘密』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1456


タグ: イメージコンサルタント  木村みずき  センス  ファッション  外見 

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