WHOが世界の自殺者統計を発表 日本の自殺者の割合は世界平均の1.6倍(各紙)

世界保健機関(WHO)は4日、9月10日の自殺防止デーを前に、自殺防止に関する報告書を発表した。それによると、2012年の自殺者の割合で、日本は10万人あたり18.5人と、その多さは172カ国中18位、高所得国では4位となった。WHOは、2020年までに各国の自殺率を10%削減する目標を掲げている。

⇒自殺には鬱病などの精神疾患のほか、金銭問題や病苦を理由にするものが多いという。「死ねば楽になれる」と思うのだろうが、実際には人間は死んで終わりではない。人間の本質は魂であり、何度も転生輪廻を繰り返している。この世に生まれてくるのは魂修行のためであり、死後は再び、本来の世界である「あの世」に帰る。自殺は、神仏から与えられた魂修行の機会を自ら手放す行為であり、その罪により、本来予定していた寿命が来るまであの世に帰ることができず、かえって苦しみが増す。こうした霊的人生観の普及こそ、自殺の最大の抑止力となる。

イランで第3世代携帯電話(3G)導入にまつわる論争(朝日)

イランで、高速インターネットができる第3世代携帯電話(3G)の導入を巡り、影響力の強いイスラム法学者のシラジ氏が「不道徳な動画が見られる」と懸念を示し、「イスラム法に反する」と断定した。これを受けて、国会は所管大臣を喚問する方針だ。しかし、ロウハニ大統領は科学技術が大事であるとし、「今やネットを知らなければ、専門家どころか学生ですらない」とその必要性を強調した。

⇒ネットさえあれば未来が開けるわけではないが、誘惑を遠ざけようとするあまり、正しい情報や必要な情報も入らないようであれば、世界の進歩や発展から取り残されてしまう。また、「不道徳な動画」を完全禁止にしたとしても、抜け穴を探す人は出てくるだろう。イスラム教は誘惑を遠ざけるために、信者に厳しい戒律を課す傾向が強いが、多くの戒律を強要するよりも、「誘惑を自ら遠ざけよう」と、心を律することができるような新たな宗教的価値観の流布が必要なのでは。

陸生で最大級の恐竜の化石が出土(各紙)

南米アルゼンチンで、体長26メートル、体重59トンと推定される新種恐竜の化石を発見したと、米ドレクセル大学の研究チームが発表した。正確な体重を推定できた陸生の恐竜の中では世界最大。「ドレッドノータス・シュラニ」と名付けられた。草食だが、肉食恐竜として最大のティラノサウルスの7倍の体重もあり、9メートルもある強力な尻尾を持っていたので、「向かうところ敵なしだったのではないか」と専門家。

⇒陸生の動物として非常に大きい。しかも、発掘された化石は成長途中の個体のものだったという。映画版「ゴジラ」の初代の体長は50メートルだが、意外と現実的なサイズだったと分かる。

ちなみに幸福の科学で行われている「宇宙人リーディング」でも、体長20~40メートル程度の恐竜型宇宙人が"発見"されている。(居)

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2014年8月17日付本欄 自殺は霊的知識を元に議論を 米俳優ロビン・ウィリアムズ氏死去

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2014年8月号記事 【中東レポート】イランに新しい「自由の革命」は起きるか

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8020