2013年6月号記事

新たなルネッサンスへ 大川隆法・霊言シリーズの衝撃

新連載 第二回

戦後日本の繁栄を築いた言論人たち

~その世界史的意味~

※本稿は2013年4月11日時点で明らかになっている霊界情報をもとに構成したものです。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は昨年から今年にかけて、戦後の日本を思想的に支えた保守系言論人の本人の霊、あるいは守護霊を招いて公開霊言を行っている。これまで明らかになった彼らの過去世を見ると、世界史の中で、繁栄した国を導いてきたことが分かる。その彼らが、現代の日本に一堂に会したことが何を意味するのか。

世界史の傍流にアジア史があり、アジア史のさらに傍流に日本史がある――。世界史における日本史の位置づけには、このようなイメージが付きまとう。

しかし、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が昨年から今年にかけて、保守系言論人の霊や守護霊を招き、公開霊言を行ったところ、どうやら、それが大きな誤解であったことが明らかになってきた。

霊言の対象となったのは、清水幾太郎、日下公人、小室直樹、谷沢永一、竹村健一、渡部昇一、長谷川慶太郎の各氏。 戦後日本を代表する錚々たる言論人である。まずは、彼らが積み上げてきた言論が、戦後の日本に何をもたらしたのかを、ざっくりと振り返ってみよう。

戦後の日本人は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって宗教心を奪われた上、つくり出された東京裁判史観で「日本は悪い国だった」という罪悪感を押しつけられてしまった。同時に、戦前・戦中を「天皇中心のファシズム」と断罪した丸山眞男氏のような主張が一世を風靡。戦後の復興や高度成長を否定するマルクス主義思想が、政界、財界、教育界、マスコミ界など各界に広まった。1960年の安保闘争では学生が首相官邸を取り囲む「革命前夜」の様相を呈するまでに混乱した。

また、「憲法改正」や「国防強化」を語る政治家がマスコミに断罪され、中国や韓国に謝り続けることが「日本のアイデンティティ」であるかのような異常な時代だった。 今となっては考えられないことだが、あと一歩で日本は共産化していた可能性があったのだ。

そうした中で、当時少数派に過ぎなかった、彼ら保守系言論人たちが時代に抗し、先の戦争での日本の正当性を訴えたほか、社会主義陣営に取り込まれるのを防ぐため正論を唱え続けたのだ。