2006年10月号記事

プッチーニの「あのオペラ」からマーラーまで「言葉のある音楽」の楽しみ

指揮者  三澤洋史

この夏、新国立劇場こどものためのオペラ劇場

「スペース・トゥーランドット」の編曲と指揮で

好評を博した三澤洋史氏。オペラなどの指揮と作曲を通して

「音楽と言葉とドラマの接点」を追求している氏が

それらの不思議な結びつきについて熱く語る。

(みさわ・ひろふみ)1955年群馬県生まれ。国立音楽大学声楽科卒業後、指揮に転向し、ベルリン音楽大学指揮科を首席で卒業。内外のオーケストラと多数の演奏会で成功を収め、1999年から2003年の毎夏、ワーグナーゆかりのバイロイト音楽祭で合唱指導スタッフを務める。ミュージカルの作曲・台本・演出や、講演活動、NHK‐FMのクラシック音楽解説なども手がける。現在、新国立劇場合唱団合唱指揮者。日本ワーグナー協会会員。