2026年9月号記事

疲労・人間関係・プレッシャー

このストレスどう抜こう

ストレス対処法を誰もが探している今こそ、「心の復興」の時代である。


contents

疲労・人間関係・プレッシャー このストレスどう抜こう ─ Part 3 組織の運命を左右する 社長のストレス対処


Interview

組織の運命を左右する

社長のストレス対処

ストレスの多い経営者に必要な対策について、経営コンサルタントに話を聞いた。


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ストレスをため込まない経営者の心がけ

1 自分でコントロールできないことに悩まない。

2 言い訳は、嘘を含むので心に傷が残る。

3 気分転換は、発想を豊かにするために活用する。


小宮コンサルタンツ代表取締役CEO

小宮 一慶

小宮一慶
(こみや・かずよし) 京都大学法学部卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。在職中の2年間、米ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。岡本アソシエイツ取締役などを経て、現職。著書に『経営者の教科書』(ダイヤモンド社)など多数。

事業を背負う経営者として、「ストレスゼロ」というのはありえないと思いますし、適度なストレスがかかっている方がおそらくいい結果が出ると思います。けれども、過度なストレスがかかるのは、やはりよくありません。


心に余裕がないと判断を間違えて身を滅ぼす

というのも、経営者は判断業です。心に余裕がなくなると、判断を間違えるのです。

私は今までたくさんの会社を見てきましたが、社長の仕事のうち、方向付けが8割を決めると思います。何をやるかやめるかの判断を間違うと、会社を崖っぷちに立たせてしまうことがあるのです。

そして、経営がうまくいかなくなると、そのストレスから逃げるために深酒をしたり、異性に走ったり、博打をしたりして、身を滅ぼしてしまいます。

なかにはゴルフの会員権を十も二十も買う人がいますし、車が好きだと、「高級車のランボルギーニを買い、さらにベンツを三台買う」などという人もいますが、そうして金を使ってストレスを発散しているつもりでも終わりはなく、もっともっと、と求めるようになり、ストレスは消えません。

ですからそうなる前に、本当の意味でのストレス・マネジメントをしておくことがやはり大事です。そのために、私が若いころに学び、今も心がけていることを三つ紹介します。

 

次ページからのポイント(有料記事)

時には違うことをしないと発想が乏しくなる

自然に触れて、ストレスを癒す

ストレスを「喜び」に変える心の法則