2024年11月号記事

新政権よ! 皆が嫌がるマイナ保険証を廃止しよう

トラブル続出のマイナ保険証は廃止するしかない。
それでも強行しようとする政府は何を狙うのか。

「改正マイナンバー法」が昨年6月に成立して1年半、今年12月2日に現行の健康保険証が廃止され、保険証の利用登録がされたマイナンバーカード(マイナ保険証)に一本化される。しかし、マイナ保険証の登録者は全人口の約57%で、マイナ保険証の利用率は7月末時点で11%程度に過ぎない(*1)。

現行の保険証を1年有効とする「猶予期間」はあるが、このまま突き進んで本当に大丈夫なのか。

(*1)厚生労働省「オンライン資格確認の利用状況」

利用率11%でトラブル続出

マイナ保険証が普及していない段階で、医療現場では相当の混乱が起きている。

 
次ページからのポイント(有料記事)

「情報の漏洩」「機能しない」「医療機関を閉鎖に追い込む」等のトラブルが

税金投入で利用率アップ狙う姑息さ

際限なく増え続ける無駄な出費

政府が狙う国民の預貯金と監視社会

column 「全世代型社会保障」が目指すのは資産を持つ高齢者の狙い撃ち