2024年8月号記事
正体を見せずに翻弄する人たち
LGBTQと妖怪
反対しにくい空気がつくられ、いつの間にか事態が進む──。
LGBTQを取り巻く推進者たちの「妖怪的」な手法や思想に迫る。
contents
LGBTQと妖怪 正体を見せずに翻弄する人たち - Part 3 言葉狩り、情報漏洩、怪文書── 地方で進む"LGBTQ推進工作"
言葉狩り、情報漏洩、怪文書
地方で進む"LGBTQ推進工作"
LGBTQ運動の主戦場の一つが、「地方自治体」だ。
「パートナーシップ制度」(*1)がいつの間にか、人口の85%をカバーする地方自治体で導入されていることは、特集の冒頭で述べた(下図)。活動家たちは、それが「国を動かすためのテコ」であり、「同性婚」を認めさせる戦略であることを明言して憚らない(*2)。
(*1)自治体がLGBTQカップルに対して「結婚に相当する関係」とする証明書を発行する制度。
(*2)LGBTQ活動家の鈴木賢氏。
パートナーシップ制度を導入する自治体がいつの間にか激増している
出典:渋谷区と特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ、マリッジ・フォー・オール・ジャパンの調査から編集部作成。
地方(勝手口)から既成事実化
真面目に国民的議論をすれば通りづらい制度でも、注目されにくく、反対者も少ない地方議会・行政という、いわば"勝手口"から通していく。少しずつオセロのようにひっくり返していき、時間をかけて既成事実を積み重ねる。あたかも「国民の総意であるのに、政府だけが時代に遅れている」かのような空気をつくり出す戦略が、今も進んでいる。
空気をつくり出す活動家団体
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