2023年3月号記事

知らずに「おかしく」なっていく

ネットは"地獄界"?

幸福の科学では、今のネット社会は「呪いを拡散できているような状態」であり、SNSの世界も「『呪い』に満ちている」と説かれる(*1)。
近年、「ネットうつ」「SNS疲れ」といった言葉も聞かれるようになった。
私たちも知らず知らずのうちに、心に"毒"を食らっているかもしれない。

(*1)『呪いについて』『「呪い返し」の戦い方

「インスタグラムに夢中になった結果、自分の髪の毛をむしるところまで、精神的に追い詰められた女子高生もいました」

インターネット・スマートフォンの問題を長年取材してきたジャーナリストの石川結貴氏はこう語る。

インスタ依存で「髪をむしる」

インスタグラムでは、多くの少女がモデルのような同年代女性たちの投稿をフォローしている。「私もこんな風にきれいになりたい」「男の子たちからちやほやされたい」。そんなささやかな"憧れ"も根底にはあるだろう。

そしてほとんどのSNSでは、ユーザーが閲覧した画像や投稿から、「この人は何に関心があるのか」を把握し、さらに興味を引くようなコンテンツを表示する。そうすれば、サービスの使用時間が長くなり、広告収入につながるからだ。

冒頭の女子高生のアプリにも、美しい女性たちの画像や動画が、浴びせられるように表示された。

だが彼女にはコンプレックスがあった。髪が「くせ毛」だったのだ。「さらさら髪の美女たち」を無限に見ているうちに、彼女はそれへの憧れに取り憑かれる。同時に、自分の髪が許せなくなっていく。いつしか彼女は自分の髪の毛を抜くように。最終的には自分自身も全否定するようになり、リストカットに及び、不登校になってしまった。

「少女たちの間では、かわいい女の子たちの投稿を見続けた結果、外見の印象にものすごく"執着"するようになる子が増えています」(石川氏)

※文中の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。

 

次ページからのポイント

依存させることで収益を得るネットのビジネス

本当に怖いのはシニアのネット依存!?

ネットを通じて"憑依"される?

ネットの"地獄"を脱するには