2023年1月号記事

コロナワクチンの副作用か!?

アメリカでエイズ型の発症が300倍以上に急増!

新型コロナワクチンの副作用の実態が明らかになってきた。
ワクチン接種で今、何が起きているのか。

「国民の皆様には、ご自身、あるいは、大切な方を守るためにぜひ早期ワクチン接種をお願いしたいと思います」

新型コロナウィルスの感染第8波の到来が懸念されていた11月中旬、岸田文雄首相が国民にこう呼びかけた。

しかし、コロナワクチン接種の開始から約2年が経過し、国民の80%程度が接種したが、感染拡大を止められていない。むしろ、厚生労働省のデータなどでは、接種したほうが逆に感染しやすく、重症化しやすいという結果が示されている(*1)。

さらに、その副作用は深刻で、接種後に多くの人が苦しんでいるという現実も次第に明らかになってきた。

(*1)本誌2022年10月号「効かないワクチンと政府の隠蔽」参照。

戦後最大の21年の超過死亡数を8カ月で超える

ワクチン被害を考える上で見逃すことができないのが、「超過死亡数」だ。死亡者数が例年の水準に基づく予測値と比べてどれだけ上回っているかを示す指標のことだが、これが戦後最大の増加を記録している。

2021年の国内全死亡者数は、20年より「6万7101人」も増え、その増加数は東日本大震災の11年(約5万5000人)を上回った。さらに22年は、それを大きく上回るスピードで増えており、1~8月だけで「7万1460人」にも上る。

この"異常現象"の原因は、コロナの感染拡大による医療ひっ迫だと説明する向きもあるが、説得的な証拠が示せていない。

そうした中で、死者を増やしている原因は「ワクチン」ではないかという声が高まっている。実際に、超過死亡率とワクチンの接種の推移を重ねてみると、増加の山がほぼ一致する(次ページグラフ)。名古屋大学名誉教授の小島勢二氏の試算によると、特に22年2~4月ごろの「ワクチン3回目接種」と「3回目接種後に見られた超過死亡」には、極めて強い相関があることが明らかになっている(*2)。

(*2)オピニオンサイト「アゴラ」に寄せた、10月4日付の小島氏の論考。1に近づくほど強い相関を示す係数(相関係数)が、「3回目のワクチン接種」と、「その後の超過死亡」の間で、「0.99」を示している。

 

次ページからのポイント

接種後8日で癌が急進行した症例報告

研究者が懸念するコロナワクチンの危険性

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