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日本台湾交流協会が1月に台湾人に行った調査で、「台湾に現在、最も影響を与えている国はどこか」という問いに対し、58%が「アメリカ」で最も多く、初めて中国を抜きました。

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この調査は、2008年から日台交流協会が行っているものです。前回の2018年まで、「最も影響を与えている国」の1位は中国でした。アメリカの台湾への協力や関与が深まっていることを反映した結果であると見られています。

「今後、台湾が最も親しくすべき国はどこか」という問いについては、46%が日本と1位となり、前回の37%から大きく伸びました。また、2位がアメリカ、3位が中国となっており、これは調査開始以来の「2位中国、3位アメリカ」を初めて逆転しています。

さらに、「日本に親しみを感じますか」という問いに対しては、20代から40代で過去最高を更新。20代では90%が、「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」と答えており、前回の77%から大幅に伸びています。

「日台関係で最も心配している案件」としては、最も多い「両岸情勢」が21%で、次点の19%が「日本と中国の関係」と回答。「両岸関係」の懸念については「両岸の政治関係の悪化により、日本は台湾をサポートし続けられなくなる」「中国は台湾よりもよい経済条件を提示し関係を強化できる」が挙げられ、「日本と中国の関係」では「過度に緊密な日中関係による台湾への不利な影響」などが挙げられています。

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