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2021年の年間自殺者数の統計で、自殺した原因として「経済・生活問題」の数が増えていることが明らかになりました。

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15日に厚生労働省がまとめたデータによれば、2021年の年間自殺者数(確定値)は2万1007人で、新型コロナウィルスの流行が始まる前よりも838人多く、自殺者数は高止まりしていると見られています。また、人口10万人当たりの自殺者数は16.8人と、前年より0.1人増えています。

自殺の原因で最も多かったのは「健康問題」で9860人でしたが、増加率が最も多かったのは5.0%増の「経済・生活問題」で、3376人と昨年より160人増えました。

女性の自殺は健康問題が最多で4375人(前年比144人減少)、家庭問題が65人増加、経済・生活問題も29人増えて454人となり、最も多かったのが、生活苦で185人となっています。

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