組み立てられる中国の月面探査機「嫦娥5号」。画像はWikipediaより。

《ニュース》

中国は1月28日、「中国の宇宙開発」と題した白書を発表し、その中で、月の有人探査に向けた技術開発を強化していく旨を強調しました。

《詳細》

白書は5年に1度作成されるもので、国務院情報弁公室から発表されました。そこでは、世界の宇宙産業が「急速な発展と深遠な変革の新たな段階」に入ったとしつつ、新たな技術力を獲得するための活動計画について概要を示しています。

そのなかで力を入れていく分野として、特に「有人月面着陸の計画に関する調査・研究」を強調。探査機による月面探査などを進めることで、有人探査に向けた技術力強化を進めていくとしています。

中国は2019年、世界で初めて月の裏側に探査機「嫦娥5号」を着陸させ、20年にサンプルを持ち帰りました。それに続いて白書では、探査機2機(「嫦娥6号」と複合型の「嫦娥7号」)を打ち上げ、水が存在するとも言われる月の南極などを調査する方針が打ち出されています。

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